60代からのRe:Life<自分の人生をあきらめない>

60代になったからって、自分をあきらめるな!日々自分に言い聞かせて、自分の人生を楽しく生きていきたい!そんな毎日のブログです。

うつ病は自分が思ってたよりずっと大変だった

うつ病って何?からの3年間のうつ病闘病生活

 

60歳になった時に、会社とのトラブルで体調不良になり、うつ病の診断がされました。

自分がうつ病になって始めて、思っていたよりも多くの人がうつ病に苦しんでいるのを知りました。

自分とは無縁のものに思っていたうつ病が、風邪と同じくらい誰の身近にもある病気だと知った時に、私は世間知らずで視野の狭い人間であったことを改めて思い知らされました。

 

うつ病の怖さ

うつ病の怖さは、余程の認識がないとただの体調不良として見過ごしてしまいがちだということではないかと思います。

私の場合はうつ病と診断されたとき、ただの精神的な疲労で胃腸を壊しただけだと思っていました。

かかりつけ医(内科)に専門的な病院(精神科)に行くように言われたときに、他人事のように感じていて、そんなに大げさな事なのかなぁなどと思いつつ、紹介された病院へ行きました。いろいろな検査を受けて、うつ病ですって診断され、休職をするように言われたときも、「1週間でいいですか?」などと本当に軽く考えていました。

先生からは「とりあえず1か月の診断書を書きます」と言われたときも、1か月の休職は少し大変だなと思っていました。

休職を会社に伝えた時、会社側も「1週間ほどになりますか?」というような感じでしたが、1か月の診断書が出ていると伝えたとき、・・・?というような間があり、まあ仕方ないかというような感じで、「では1か月ということで受け付けますので、ゆっくり休まれてください」と伝えられました。

体調不良も胃薬などを飲み、少し寝ていれば良くなるかなという感じで、かかりつけ医に行かなかったらと思うと、今になって本当に病院に行ってよかったと思っています。

またかかりつけ医が専門の病院の診察を勧めてくれたことにも、とても感謝しています。

あの時見過ごされていれば、私はただの体調不良だと思いこんで、いつまでたっても会社の都合ばかりを聞かされて、それでもこの職場で働き続けるためには、仕方ないかとあきらめて妥協してしまって、うつ病をこじらせてしまっていたかと思うと本当に怖いです。

何といっても、この気軽に考えすぎていたうつ病診断から3年間も闘病することになるなんて思ってもいなかったのですから。

 

うつ病かも?って思っている方のために

私のうつ病診断時の状態

会社とのトラブルが続く中で、会社から自分の価値を認められていると信じて働いていた私は、突然に自分の価値が低く思えてしまい、60歳という自分の年齢を重く感じ情けなくなってしまっていました。

うつ病と診断された当日の仕事終わりに、担当課長から数回目の個人ミーティングを告げられて、1時間ほどいつもの不毛に思える話し合いをした直後、胃痛と吐き気がしてトイレへ行くと、水のようなものが吐くというよりは噴き出すというような感じで、驚くほど大量に口から噴き出してきました。

腹痛と疲労感が強くて、帰宅して休もうと思っていましたが、あまりに異常な吐き方だったことが不安になり、かかりつけ医に寄って帰宅しようと思い直して受診しました。

 

精神的な苦痛や体調不良を感じておられる方の参考になればと思います。

因みに私は精神的な苦痛を認識しにくいタイプなので、体調不良が起きるまでわからなかったみたいです。

うつ病闘病の3年間の状態については、また折にふれ書かせて頂きたいと思います。